2009 My Best Tracks 10-110 The Juan Maclean "One Day" DFAのいぶし銀。 SurkinのRemix(下)は、より直接的にフロアを襲う秀逸なリミックス。 9 曽我部恵一Band "ほし" 2ndアルバムに至る過渡期に産み落とされた、鮮やかに広がる新たな輝き。 「ほしがきれいだから君に会いたくなって」 それだけでいいやんねえ。 8 □□□ "00:00:00" 「おやすみ まだ名前のない無数の思い」 誰かの安息を願う、その願いが世界を変えていく。 7 MIKA "We Are Golden" 評論家筋では評価の芳しくなかった2ndだけど、これはやっぱり良かった。 ポップの10代性を体現する、その類まれな才能と容姿。 これで踊り狂うような中学時代を過ごしたかった。 6 七尾旅人×やけのはら "Rollin' Rollin'" 歴史は夜作られる。 両社共、アルバムが楽しみすぎる。 5 Passion Pit "The Reeling" 「誰もがSNS的な関係性の中で自己への慰みを完結させる時代に、このアルバムは想像もし得ぬ他者へと果敢に呼びかける。”僕を見て!僕に気づいて!”と」(by田中亮太氏) それが果敢な試みなのかどうかはまぁさておき、こんな狂おしい気持ちにさせてくれる曲もそうそう無いでしょう。大好きです。 4 Friendly Fires "Skeleton Boy (Single Version)" ポール・エプワースの仕事が「シングル・バンド」としての彼らの素晴らしい素質を引き出した。No Age以降のシューゲ感が◎。 知り合いが彼らを”新世代のケミカル・ブラザーズ”と称していたけれど、それがこの曲でなんとなくわかった。オリジナルよりも断然こっち派。 3 Dirty Projectors "Stillness Is The Move" 野心的な音と、表情豊かなボーカルと、秀逸なメロディー。 それらが奇跡と言って良い程のバランスで成り立った、ここ数年のブルックリン周辺のシーンの成果の結晶のような曲だと思う。よく聞いた。 2 Girls "Hellhole Ratrace" 退廃的で、でも、甘くて、日の光のようにきらきらと輝いていて。 「おれは自分が感じているこんな気持ちにもううんざりなんだ」 「だから頼むよ、おれと一緒に笑って欲しい」 少し賢くなって、生き抜く術を身につけるのもいいだろう。パーティーを続けるのもいいだろう。 でも、隅に追いやられた「未熟な僕たち」が、ガールズを聞いていることの何が悪い? そう、わかってるんだよ。これが「Hellhole Ratrace」であることは―。 1 くるりとユーミン "シャツを洗えば" この曲の描いている景色こそが、おれが見たかった景色です。 ダントツの、問答無用の1位。 旅人×やけのはらといい、クラムボン×ブルーハーブ(これも良い曲なんだよ~)といい、今年はコラボ・ソングの当たり年だったのかも。
by fa60453
| 2009-12-15 03:24
| Best of 2009
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