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Summer Sonic'08 8/10

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Los Campesinos! Ocean Stage
2日目のトップバッターは7人の農民ことロス・カンペシーノス!
出てくるなり、「Broken Heatbeats Sound Like Breakbeats」のあの怒号のようなカウントを「イチ!ニ!サン!シ!」と日本語で叫びまくる。さぁ、音楽会の始まりだ。
それにしても、女の子がみんなかわいい(特にバイオリンの子!)。ボーカルの男の子は変身前のクラウザーさんばりにクネクネした動きで鉄琴とシンバルを叩きまくる笑。「コンニーチワ。Los Campesinosデス」というMCもキモ可愛かった。
良い意味で勢いだけの演奏だったけど、みんなあんまり楽しそうに演奏するもんだから、こっちまで思わず笑顔になってしまう。ラスト「Sweet Dreams, Sweet Cheeks」ではバイオリンの子を除いた全員がモニターに登る。みんなで手拍子。
楽しかった。のっけからしっかりテンションを上げてくれた。


















These New Puritans Sonic Stage
ソニックステージに着くともう終わりかけで2曲しか見れなかったけど、すごかった。
特にドラム。「リズムの魔術師」はダテじゃねーと言わんばかりの、8ビート、16ビートでいかに変なことができるかっていうトライアルのような、本能で叩いているような、それでいて、しっかりとしたプレイはクール!のひとこと。
もっと見たかった。

Blood Red Shoes Sonic Stage
パフュームを泣く泣く諦めて(この時点で入場規制かかってたと思うけど)、そのままBlood Red Shoes。ギターの女の子とドラムの男の2人組で、ホワイト・ストライプスにオルタナを演奏させたようなバンド。ギターはほとんどパワーコードで、リフよりもブレイクとかで聞かせる感じ。盛り上がってたけど、個人的には今ひとつ。お腹が減ったので少し早めに切り上げる。















oasis
佐世保バーガーを並んで買う。一つ1000円。なのに味はまぁまぁ。
あと、昨日に引き続きお笑いブースで天津とか見ました。エロ詩吟でかなり盛り上がってました。
あとは彼女の友達と喋ったり、マルボロブースの水着のおねーさんに見とれたりした。


Cajun Dance Party Sonic Stage
良くも悪くも、まだ原石。
ボーカルのダニエル君もギターのロビー君も、大物のオーラを漂わせながらも、やっぱりまだあどけない10代の少年だった。質は高いながらも、演奏力はまだまだ(偉そー)。「The Race」や「Amylase」からは楽曲の良さよりも、プロデューサーのバーナード・バトラーの手腕の鮮かさが浮かび上がってしまっていた。新曲もやってたけど、演奏が微妙だったせいでイマイチ輪郭が掴めずじまい。
でも、その原石がキラッと光る瞬間、空気がパキッと音を立てて変わる。目が離せなくなる。
徐々に安定してきた後半の「Fireworks」、「Next Untouchable」が良かった。特に後者。これはカッコよかったー。
このライブ見たことを何年後かに自慢させてくれることでしょう。頑張れケイジャン!!























The Kills Sonic Stage
朝から飛ばしすぎたので、さすがにこの辺でちょっと寝ておこう。ということでスタンド席から観戦。
ドラムマシンを駆使した2人組み。ボーカルの女の子はアクションでかすぎ。いちいちキメすぎ。もうほとんど2次会のカラオケ状態笑。いや、でも全部の動きがクールでカッコ良かったけどね。
ラスト3曲前の唯一知ってる「Cheap And Cheerfull」で起きました。
ビールとからあげで乾杯して、ダンスステージへ。



Friendly Fires Dance Stage
間違いなくSummer Sonic'08ベストアクト。
South Centralが終わって、ダンスステージは想像以上にガラガラ。アホかー!!お前ら生「Paris」聞きたないんかい!!とぼやきつつも、なんと最前列の真ん中近くを確保。やったぜ。
そしていよいよメンバー登場。最前だけあって近い近い。ボーカルのエド、男前やなー。あー!!テンションは本日最高潮であります!!
一曲目、「Photobooth」!!うわー!リズムがすごい!!歌うまい!!ドリーミーかつロマンティックなシンセ!!なんでこんなガラガラ!?ありえない!!もみくちゃになって叫ぶ!踊る!ステージを降りてきたエドに彼女が触る笑!!楽しー!くぅー!地球に生まれてよかったーー!!
インタビューで名前も出してたけど、去年同じ枠だったLCD Soundsystemを彷彿とさせるステージ。「Paris」がやっぱり一番盛り上がったけど、全曲良かった。演奏が本当に素晴らしかった。
間違いなくこの日、世界で一番かっこいいバンドの一つでした。単独あったら行こうかな。
















The Verve Ocean Stage
余韻を引きずりながら、オーシャンステージまでゆっくりと歩く。聞こえてきたのは「Drugs Don't Work」。タイトルからして切ない曲だ。演奏も素晴らしい。ゆっくりと身体を揺らす。
リチャードがステージの向かいの暮れかかる空を指差して言った。
「Look! Beautiful Clouds!」
そして弾き始めたイントロは、「Lucky Man」。うわあ。鳥肌が立つのを抑えられない。なんて良い曲なんだ。。。サマソニ’08ベストソング。
後ろにいた人たちも本当に気持ちよさそうに踊っている。あまりにも気持ち良さそうで、あまりにも良いシチュエーションだったからカメラを向けると、みんな最高の顔で集まってくれた。本当に最高の瞬間だった。ちょっと暗いけど、良い写真なので載せちゃいます。ありがとうミュージックラバーズ!!
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そして、「Bitter Sweet Symphony」。生で聴くと、神々しささえ感じられた。圧倒的。
きっと、あの時間のことは忘れることは無いでしょう。

Paul Weller Sonic Stage
サマソニ’08のシメは、モッド・ファーザーこと、ポール・ウェラー。
長年キャリアを積んできたアーティストにしかだせないであろうグルーヴと、安定した演奏。渋い!の一言。
知らない曲ばかりだったけど、お祭りを気持ちよく締めてくれました。


かくして、2日間のお祭りは幕を閉じました。シャトルバスや設備は去年よりだいぶ改善されてたけど、マナーの悪さとアルコール含めた飲み物の種類の少なさ、相変わらず高い値段設定は残念でした。
でも、新人勢を中心に旬のアーティストがたくさん見れたことにはやっぱり抗えない楽しさがあった。
来年はそろそろフジ行きたいな~~~。
by fa60453 | 2008-08-15 01:11 | 音楽ネタ
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