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2008 Best Tracks No.31-40

No.31-40




次点
Perfume
"マカロニ"




正に時代の寵児となったPerfume(中田ヤスタカ)から、爆発直前に届けられた意味深な曲。
これは全てが絶妙だけど、Perfumeって結局歌詞なんじゃないかと最近思っていて、
その方法論自体は渋谷系(というかフリッパーズ、オザケン)からの遠い反響なのかな、と。






次点
Oasis
"The Shock Of Lightning"




1stの曲をより屈強なグルーヴで演奏した感じ?
迫り続けてくる音の壁が、クラブで聴いて初めて解った。そういうことね。






40
Hadouken!
"Declaration Of War"




裕福な中産階級の若者の虚無の暴走が、しょーもない世代感をしょーもない音楽に乗せた。「そんなにオレと戦争したいならやってやるぜ」と、恋人とのケンカをラスボス戦並みのドラマチックさで歌うこの曲は、もはや本気なのかアイロニーなのかさえわからない。
虚無すら感じさせてくれない今のこの国のポップシーンからは、ある意味で一番遠い曲でもあった。と思う。






39
The Bawdies
"I Beg You"




いかに欧米の音楽を正しく咀嚼できるか、というGS以来の日本のロックシーンの課題に、笑ってしまうほどの模範解答を叩きつけた新世代。
でもやっぱみんな言ってるけど、ここまで「コスプレ」しちゃうと、大滝詠一言うところの「シュミシュミ音楽」でしかないもんね。「だからなんやねん!」、っていう。
ライヴを見たウチのアホの弟も絶賛していた演奏力の高さや、信じられない、というかワケがわからないくらい黒いボーカルは素材として魅力的なだけに、化けるといいなぁ~。






38
M83
"Graveyard Girl"




切なすぎるにも程がある、フレンチ・シューゲイザーから届けられた名曲。
ブリッジの語り含め、これはフランス人にしか出せないセンチメント。






37
Sonny J
"Can't Stop Moving"




レトロ・スペクティブの波が当然のようにサンプリング・ミュージックにまで届いたことを知らせる一曲。これは「ジャクソン5っぽさ」を最高の形で抽出したゴキゲンなパーティー・チューン。






36
Sons and Daughters
"Darling"




グラスゴー出身のガレージ・バンドに、今をときめくプロデューサー、バーナード・バトラーがアドバイスしたのは、「ポップ・ソングを書くことを恐れるな」ということだった、らしい。まだちょっとカッコつけ過ぎだけど、軽快なシャッフル・ビートが最高な一曲。






35
Foxboro Hottubs
"Mother Mary"




フラテリスが疲れてしまった今年、「ぱっぱっぱー」で踊らせてくれたのは、なんとあの超有名バンドが覆面バンドとしてひっそりとリリースしていたこの曲。「Darling」もそうだけど、これはやっぱアガります。







34
Hercules And Love Affair
"Blind"




ゲイ・ディスコ!!!!
「む~~~~ん♪」という艶の有りすぎる声と、ぬら~っとした妖しいグルーヴ。
オールド・スクールな感じが逆に新鮮でした。







33
Los Campecinos!
"Death To Los Campecinos!"




アルバムはちょっと体力不足だったけど、このリフには抗えない。
「楽しさ」という名のロックンロール。アホなタイトルも最高。







32
The Cure
"The Only One"




全盛期を思わせるキラキラしたアルペジオ!
シンセ抜きのシンプルな編成にも関わらず、淡ーいサウンドスケープの、そのまた遠くから聞こえてくるようなロバートの声!
コレだけでもうお腹いっぱいです笑。
連続リリースのシングル群でもとりわけポップな曲。








31
Kings Of Leon
"Use Somebody"




月に向かって「かわいそうなオレ様」を吠える、新世代のスタジアム・ロック・バラッド。
「お~お~お~♪」ってのが泣ける。
by fa60453 | 2008-12-07 19:33 | Best of 2008
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