<   2007年 12月 ( 8 )   > この月の画像一覧

有名どころの年間ベスト



年末やね。
忙しかったり、飲みすぎて肝臓と胃がキツかったり、知り合いの不倫現場を目撃したり、してます。

年間ベストというのは、基本的にその雑誌やメディアが、文脈を整理したり、政治的な意図をわかりやすく形にしたりしたものですが、まぁこうやって並べて見てみるだけでも楽しいですね。おれだけですか?あーそうですか。


NME
1 Klaxons - Myths of The Near Future
2 Arctic Monkeys - Favourite Worst Nightmare
3 Radiohead - In Rainbows
4 Arcade Fire - Neon Bible
5 Les Savy Fav - Let's Stay Friends

TIME
1 Amy Winehouse - Back To Black
2 Radiohead - In Rainbows
3 Feist - The Reminder
4 Miranda Lambert - Crazy Ex-Girlfriend
5 LCD Soundsystem - Sound Of Silver

DROWNED IN SOUND
1 LCD Soundsystem - Sound Of Silver
2 Battles - Mirrored
3 Panda Bear - Person Pitch
4 M.I.A. - Kala
5 Jamie T - Panic Prevention

THE GUARDIAN
1 LCD Soundsystem - Sound of Silver
2 Radiohead - In Rainbows
3 The Hold Steady - Boys and Girls in America
4 MIA - Kala
5 Klaxons - Myths of the Near Future

MOJO
1 Radiohead - In Rainbows
2 Arcade Fire - Neon Bible
3 Bruce Springsteen - Magic
4 Arctic Monkeys - Favourite Worst Nightmare
5 LCD Soundsystem - Sound of Silver

Q
1 Arcade Fire - Neon Bible
2 The White Stripes - Icky Thump
3 Arctic Monkeys - Favourite Worst Nightmare
4 Radiohead - In Rainbows
5 The Good, The Bad & The Queen - The Good, The Bad & The Queen

UNCUT
1 LCD Soundsystem - Sound of Silver
2 Arctic Monkeys - Favourite Worst Nightmare
3 PJ Harvey - White Chalk
4 Robert Plant and Alison Krauss - Raising Sand
5 Wilco - Sky Blue Sky

FILTER
01 Radiohead - In Rainbows
02 Band Of Horses - Cease To Begin
03 Arcade Fire - Neon Bible
04 The Good, The Bad & The Queen - The Good, The Bad & The Queen
05 Animal Collective - Strawberry Jam

Rolling Stone
1.M.I.A. - Kala
2.Bruce Springsteen - Magic
3.Jay-z American Gangstar
4.Arcade Fire - Neon Bible
5.Kanye West - Graduation

Billboard
1.Radiohead - In Rainbows
2.Arcade Fire - Neon Bible
3.Amy Winehouse - Back To Black
4.Robert Plant & Alison Krauss - Raising Sand
5.The National - Boxer

Rockin'on
1.Radiohead - In Rainbows
2.Arctic Monkeys - Favourite Worst Nightmare
3.The White Stripes - Icky Thump
4.Linkin Park - Minites To Midnight
5.Arcade Fire - Neon Bible

SNOOZER
1.Radiohead - In Rainbows
2.LCD Soundsystem - Sound of Silver
3.Klaxons - Myths of the Near Future
4.Spoon - Ga Ga Ga Ga Ga
5.Super Fury Animals - Hey Venus!



ここに各雑誌の詳しいのがあります。興味があればどぞ。

今年はCD買った枚数が今までで一番多かった(多分新譜だけでも60~70枚くらい)。ま、今年はほんまに豊作やったからねー。金ヤバイけどねー。
来年の目標は出来るだけお金を使わないで音楽をたくさん聴くことにしよ。
ではよいお年を。
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by fa60453 | 2007-12-31 02:55 | 雑記

Tracks Of The Year 2007

















1.D.A.N.C.E./Justice


珠玉のダンス・チューン?アンチ・キリスト?
いや、違う、これはただのポップスだ。
マイコーの歌詞を子供たちに歌わたのは、ユーモアなんかじゃない。
ニヒリズムもネオリベも失恋も単位も、せーの、ぁそんなの関係ねぇ。
Do The Dance!















2.Amylase/Cajun Dance Party

17歳の少年が弾く超絶ギターに乗せて、17歳の巻き毛少年が、歌う。
「僕たちは時間を無駄にしすぎている!」
ここには厳しい現状認識と、未来に向かう、本物の強さ(美しさ)がある。
後半、アウトロに向かっての構成の美しさは、筆舌に尽くしがたい。
ロックは、聴こえ方は悪いが、選ばれた者にしか宿らない魔法だ。
この魔法は、今から繋がる、未来だけを見せている。
















3.Smokers Outside The Hospital Doors/Editors
大人になるということ。もう、もとには戻れないということ。
世界に巣食う、ブラックホールのような喪失感へ向けられた、汚れたゴスペル・ソング。
サマソニで生で聞いたとき、鳥肌が止まらなかった。
















4.海原の月/安藤裕子

「きみ」と「ぼく」だけの濃密な世界。
安藤裕子もその文脈で語れてしまう部分があるのは否定できないけれど、彼女には、最良の形での、日本の良きポップスからの残照がある。(ユーミンとかYMO周辺の人脈とかね。)
2007年、日本にこんな素晴らしいポップミュージックが、あと何曲あったというのだろう?
















5.マストピープル/ the ARROWS

フラテリスやカイザー・チーフス級にみずみずしさがない、名古屋発の芸人4人組。
それでも、全ての音がフロアを踊らせるためだけに鳴る。
そう、ロックンロールとはダンスのことだ。
叫べ!君は完全マストピーポー!!
















6.Polaris/Ash

「子供であり続けること」を提示し続けた3人にも、夕日が差し込む。
そんな彼らを笑うのは誰だ? 自分と向き合いもせず、安易に大人になっているのは誰だ?
俺はあんたらのことを許さない。
彼らは唄う。
「君をひきずり下ろすはめにはさせないでくれ」
引き伸ばしてボロボロになってしまった青春へのレクイエム。
ここからAshの第3章が始まる。
















7.Autumunsong/Manic Street Preachers

伸びまくるジェームスのレスポールの音は、どう考えてもアウト・オブ・デイト。
ダサすぎる。
だが、「時代に迎合しないことが俺たちのアイデンティティーだ」というニッキーの過去の発言を振り返ると、なるほど合点がいく。
原点回帰作であると同時に各メディアで絶賛された「Send Away The Tigers」は、驚きこそないものの、みずみずしいまでの傑作だ。
「ニューエキセントリック」前夜の2007年、このオッサンたちこそ真のパンクだった…のかもしれない。だがしかし、
「Remember the best times are yet to come.」
そう、山頂はまだ先。
















8.Can't Get Along (Without You)/Hard-fi

一方的に別れを告げられたヤンキーの浪花節。
「失意」がテーマのアルバムにおいて、どこまでもアップリフティングなブラスにホロリ。
相変わらずダッサいPVも、最高。
















9.The International Tweexcore Underground/Los Campesinos!

トゥイー(かわいらしい)でコアなアンダーグラウンドから現れた、幼稚園児7人組のどんちゃん騒ぎ。
男女の掛け合いボーカルはまるで、遊びに夢中な男の子とちょっとおませな女の子のケンカ。
アーケイド・ファイアだけが現代のロックじゃない。
これは「楽しさ」という名のロックンロールだ。
















10.Brianstorm/Arctic Monkeys
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by fa60453 | 2007-12-20 01:54 | Best of 2007

Albums Of The Year 2007


世界中の音楽雑誌が年間ベストを発表する時期ですね。
僕もスヌーザーの年間ベストが出る前に、誰も知りたくないマイ・アルバム・オブ・ザ・イヤー2007を、勝手に発表したいと思いまーす。
こーゆーの、結構楽しくない笑?
みんなも今年の10枚とか10曲とか、なんでもいいから、教えてー!!

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by fa60453 | 2007-12-18 03:18 | Best of 2007

We Need Music













金曜日、Nu茶屋町までthe ARROWSのインストアフリーライブを見に行ってきた。
アコースティックセットかと思いきや、バンド編成でセッティングしてあって、のっけからテンションが上がる。
集合時間10分前、そこらでアロウズTシャツを着たスタッフがあくせくと動き回り、ちらほらと客が集まってきている。
それにしても…男性客がめちゃくちゃ少ない。居ても、それは彼女にヘラヘラ着いて来たと思われる、ヘラヘラ野郎どもくらい。
というか、客自体が30人も居ないくらいかな。

って、んん?30人??
オイコラちょっと待て。なんでやねん。
ここに居ない全てのヤツら、な~んもわかってねーな!!!!!!!!!

ラッドウィンプスのmixコミュニティー10万人越え!? はん!!
おれたちが暮らしてんのは、君とボクの2人しかいない世界か!?おい、ほんまにそうなんか!?

おれたちが暮らしてんのは、好きな奴も嫌いな奴も、いいこと悪いことも、笑える出来事も笑えない出来事も全部がグッチャグチャにこんがらがった、ライフという名の最高のパーティーやろうが!!!!

おれはワクワクしてるよ。
だって、これから目の前に、その全てをキラキラ輝かせて見せてくれる、最高のロックンロール・バンドが来るんやで!?
アロウズは、いろんなことに振り回されてる「男の子」のためのバンドでしょう!!!!
それを「カワイイ~」とか言いながら見てるお姉さまたちの方が圧倒的に多いって、どゆこと!!!!????

などと、スヌーザーを読みすぎた頭で考えながら、客席の前のほうに設置されたイスに一人ぼけっと座ってたら、
ハッ。 隣、男やん。しかも、おれと一緒で、一人。
いや、でも…コイツ暗そうやなぁ(偏見)。メガネやし(差別)。
でも、まぁ暇やしなぁ。

おれ 「……男少ないっすねぇ。」
メガネ 「…ぁっ、そうですね。」
おれ 「…。」
メガネ 「…。」
おれ 「…アロウズ、いいっすよねぇ。」
メガネ 「ですよね!!!!ボク、ラジオで聞いて、それでハマッて…」
おれ 「あーそうなんやぁ。」
メガネ 「周りに知ってる人とか、居ます?」
おれ 「いやぁー…でも、ボクが教えたりとか。」
メガネ 「ボクも一人友達にハマらせたんですよー。」
おれ 「へぇー。」
メガネ 「…。」
おれ 「…。」
メガネ 「・・・。」
おれ 「他にはどんなんが好きなんですか?」
メガネ 「あー、音楽ですか? ELTとか○×△□とか(解らんかった)とか・・・」
おれ 「あー、ELTかぁー。へぇー。」
メガネ 「・・・。」
おれ 「・・・。」

15分の沈黙のあと、遂にアロウズが登場!
「今日は踊りません笑。」
というVo.坂井竜二のMCの通り、最後こそ「マストピープル」で手拍子を起こして盛り上げはしたものの、全編スローな曲とアレンジで30分5曲、一気に駆け抜けたライブだった。何度か、ぐっときた。

終わって、入り口を2人で出た。いつの間にか客は初めの倍以上は集まっていたと思う。

おれ 「いやー、良かったっすねぇー。」
メガネ 「はいー。めっちゃ。」
おれ 「ふぅー…。」
メガネ 「ライブ、行くんですか?ボク、心斎橋クワトロのヤツ行くんですよ。」
おれ 「え、いいなぁ~。」
メガネ 「行かないんですか?」
おれ 「いや、行きたいなぁ。うーん…。どうしよ…。」
メガネ 「…あ、じゃあ、また…。」
おれ 「あっ、ハイ、じゃあ、また、会えたら…」
メガネ 「お疲れっす。」
おれ 「お疲れー。」





結局、こういうことだよな。
音楽好きでよかったなーって、久しぶりに思えた日だった。
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by fa60453 | 2007-12-16 02:46 | 雑記

Syrup16g解散・・・










Syrup16gは解散します。
2008年3月1日(土) 日本武道館

”LIVE FOREVER”

The last waltz of Syrup16g


               <オフィシャルHPより>


だって。はは。オアシスかよ。ワルツて。笑っちゃうねー。
彼女と喧嘩して「…帰る」って車降りられて帰ってきたら、これだもんなー。

Syrup16gについて、知らない人も多分いると思うんですけど、まぁ、一言で言うとですね、おれがスーパーカーと並んで、世界で一番好きなバンド。一番思い入れのあるバンド。

あれは2004年の5月。予備校さぼって、犯罪者みたいな目つきで三宮徘徊して、帰ってきて、布団にもぐって「Coup d'Etat」を聞いたときの衝撃は今でも覚えてる。
てゆーか、多分一生忘れない。
あの時、冗談でもなんでもなくて、もうほんまに部屋の中がひっくり返って見えた。

山崎洋一郎が「人生を変える音楽体験は、一生に一度だけ」というところの一回が、おれにとっては、幸か不幸か(多分不幸w)シロップだった。

あー、三宮のHMVになけなしの1500円握り締めて「HELL-SEE」買いにいったなぁ。
あー、本当にキツいときはいつも「Reborn」聴いてたなぁ。

確かに2001年から2004年までに6枚のアルバムを発表したあとは、ライブはちょいちょいやってたものの、バンドはほぼ完全に沈黙してたわけで。
この間のツアーのタイトルが「End Roll」だったし、「まさか…」とは思ってたけど、4年ぶりの新作が来年1月に出る(予定)!ってことで楽しみにしてた矢先の出来事。

ほんとにキツかったんだろうな。
やっぱり「Coup d'Etat」と「HELL-SEE」の先は、この「2005-2007年」からは見えなかったんかな。

おれにとってSyrup16gは、なんのてらいもなく、恥ずかしげもなく言いますけど、希望でした。
ただ、さほどショックなわけでもなく、「やっぱりなー」という感じの方が強いかな、わからんけど。

Syrup16gのキャリアの真価は、来年出る新譜も含め後年検証されることと思いますが、今はとにかく、ありがとう、と勝手に言わせてください。

シロップが居て、本当によかった。
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by fa60453 | 2007-12-10 01:17 | 音楽ネタ

空洞です/ゆらゆら帝国















のっけから何このギター。こんなん聞いたことねえよ。
51分の間、終始、プレイヤーとしてのエゴは投げ捨てられて、ひたすらヘナヘナなリフやビートが刻まれ続ける。
「ぬるま湯っていうか、もっとどうしようもない奴を作りたかった。」とはVo.坂本慎太郎の弁。

「いまだこの界隈はうだうだ 無意味な神経戦だ / 笑顔で最高って言えるか?」
「意味を求めて無意味なものがない / おれは空洞 でかい空洞」


これぞ、日本のサイケデリック・ミュージック。いや、リアルミュージックかもね。
そう、おれたちは戦後民主主義の下でちまちまぬくぬくやってる、適度にフリーな奴隷なのさ。
ってね。

キングス・オブ・レオン、レディオヘッド、ザ・ナショナル、インターポール辺りの新作と、見事にシンクロするものがあって、なんやろーと思ってたら、なるほど、そういうことかぁ

間違いなく、今年の日本のロック最重要作。
いやまぁ知らんけど。
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by fa60453 | 2007-12-08 03:09 | うんこレビュー

D.A.N.C.E.


I Don't Wanna Be With You/Zazen Boys
Guidance For Lovers/the ARROWS
Ga Ga Ga Ga Ga/Spoon
空洞です/ゆらゆら帝国


を、買いました。以下、感想。


Zazen Boys…さすが。
the ARROWS…期待通り。
Spoon…なんじゃこりゃ。
ゆらゆら帝国…なんじゃこりゃあ。


これであと来週出る曽我部恵一の新譜を買ったら今年買う予定のCDは終了。



かおるに借りた町田康(くっすん大黒)が、めちゃくちゃ面白い。色々バカらしくなった。
やばいなーコレ。なんか、落語っぽい?





あと、やばいこれ!!楽しそー過ぎる!!!行きたい。この中に居たい。
ここにいるこいつらこそがMusic Loverたちですよ。
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by fa60453 | 2007-12-07 02:15 | 雑記

Love City/曽我部恵一













去年の冬はこればっか聞いてた。

多分、みんながイギリスのアークティックやザ・ヴューやジ・エネミー辺りの、日常と青春を歌うバンドを聞いている時、それはエキゾティシズムという名の憧れとして聞いてるんだと思う。少なくともおれは、そう。

曽我部恵一は、漫画家の古谷実が「シガテラ」の最終話で、まぁ、半ば解き明かすことを諦めた、と言っても過言ではない「青春という名の毒」に、別の角度から果敢に挑んでいるんだと思う。だって「ああ、愛ってなんだろう?どんなもんだろう?」やで笑?
(あと、一曲目が「土曜の夜に」で、ラストのWindyが日曜の朝、という構成はアークティックの1stと同じ。)
ここにあるのはサニーデイ・サービス時代の「青春狂走曲」とは違う、大人の目線。サニーデイが1人称だとすれば、ソロは3人称。
35歳になっても青春を歌う(歌ってくれている)姿には感動。決してノスタルジアじゃないところが、本当にすごい。

ほんまにこのアルバムは、極上。大傑作。(SNOOZER年間ベスト3位、remixロック部門8位)
最近、また夢中です。
ああ、ライブ行きたい。。。
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by fa60453 | 2007-12-01 02:57 | うんこレビュー