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ナポレオンフィッシュと泳ぐ日 / 佐野元春















曽我部恵一Bandの「ハピネス!」に通低する、重い現状認識。それを聴いてしまった後では、佐野元春の音楽には、どうしても80年代的余裕が感じられてしまう。マサ太郎氏が指摘していたように、傑作と名高い「Visitors」においては、そのある種の気楽さのようなものが特に顕著に表れていて、今聞くと割と辛い部分があったりする。(もちろん、それはあのアルバムの一つの側面にすぎないけれど。)

しかし、そんな風に思ったことがあるのならば、このアルバムを聴いて欲しい。
彼のキャリアを全て追った訳ではないけれど、断言したい。このアルバムこそが彼の最高傑作であると。

ニューヨーク、パリ、ロンドン。「Visitors」以降、彼のキャリアは異文化に身を置くことで自らを相対化することに費やされたけれど、アルバムの1曲目、躁に近いアッパーなタイトルトラックで彼は自らの現在地について、「どこか行きつく所もなく」と吐露するに至っている。曲が進むに連れて歌詞は次第に内省的になってゆき、中盤、「おれは最低」「ブルーの見解」「ジュジュ」といった楽曲群では、知性と情熱の隙間から、悲しみや感傷が隠す間もなくぽろぽろと零れ落ちている。この部分こそがこのアルバムの最大の魅力であり、引いては佐野元春というアーティストのもっともチャーミングな瞬間だろう。



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by fa60453 | 2009-10-24 03:49 | うんこレビュー

ジュジュ





大した理想もないのに金の話ばっかするヤツも、科学史上主義もファックだこの野郎、と思ったり、

じゃあ自分は何だ?と思ったり、そんなもん棚に上げてやるぞこの野郎、だったり、

知り合いに憧れたり、偉いなーと思ったり、幻滅したり、

誰も知らない素朴ないい感じのカフェを見つけたり、いい写真が撮れて嬉しかったり、

誰よりも素敵な人が近くにいてくれて幸せだな、と思ったり。







何が言いたいのかと言うと、ディラン風味で、でもちょっとダサいこの曲が大好きだということです。
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by fa60453 | 2009-10-18 03:02 | You Tube

最近のキュンとした曲たち

Arctic monkeys / Cornerstone


相変わらず期待の斜め上だけを狙ってくる猿ども。
3rdではこの曲が一番好き。歌詞も意味深すぎ。
カッコいいなーもう。


La Roux / Bulletproof


アバンギャルドすぎるルックスで話題のラ・ルーちゃん。


Little Boots / Remedy


あまりのかわいさにサマソニで萌死にしそうになったリトル・ブーツちゃん。


Julian Casablancas - 11th Dimension


ストロークスのジュリアンちゃん。



曽我部恵一BAND / プレゼント


良くも悪くもコマーシャルな線だと思うけど、好調キープしてます。


The Big Pink / Too Young To Love


最近のインディ・アンセムといえばこれ。
なんかコキコキ言ってるんで、「整体ソング」と呼んでます。


Madonna / Celebration


最近また若返ってません?
しぶといというか、なんというか。
素直にすごいなーと。


Dizzee Rascal & Armand Van Helden / Bonkers


エレクトロは終わらない。


Girls / Lust For Life


サイコー!歌詞も声もバンド名も曲もPVも全部良い。
7インチのジャケットがまた凄い良いんですよ↓















こらーもうキュンキュンしますわな。
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by fa60453 | 2009-10-10 04:09 | You Tube