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汚れたいだけ

6月14日、彼女と別れた。ふられた。

24歳にして失恋童貞だったので、正直かなりキツイ。
頭では理解できても、どうしたって悲しみが勝ってしまう。
心配してくれる人たちの前で、前を向いているフリをするので精いっぱい。
思い出の品や思い出の曲をどうすればいいのか、見当もつかない。

就活頑張ってみたり、昔好きだったブログを読み返したり、電話で愚痴ったり、パチンコ行ってみたり、過去を反省してみたりするけど。なーんの意味もなく、時間を埋めたいだけ。ぽっかり空いた穴を埋めたいだけ。
それはニヒリズムで言ってるんじゃなくて、そうしないと立ってられなくなるから。


本当に好きだったなあ。おれは幸せだった。
だけど、夢想してたあの未来はもうやって来ない。
客観性や他人の経験談なんてクソの役にも立たないほどの、圧倒的な現実。
それがもう、今はただただ悲しい。本当に悲しい。
そんなことを考えてしまう時間がある分、余計辛い。

でもきっと、そんなことも日々に忙殺されて、何も感じないようになるね。
あなたも最早そうなんだろうね。

でも、

しょうがないね。しょうがないぜ。


No.
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by fa60453 | 2010-06-17 02:04 | 雑記

[All Time Favorite] Oh! ベスト / 岡村靖幸

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岡村ちゃんこと岡村靖幸のシングルを発表順に並べたベストアルバム。

彼のキャリア絶頂期はバブル全盛と見事に重なっている。そこにあるのは他を寄せ付けない恐ろしいほどのクオリティと、無邪気さだ。

文化は生きていくにあたって必要のない無駄なもの。でもその「無駄」こそが文化というものである、という考え方からすれば、彼の音楽は、幸福な時代に余裕があったからこそ生まれた、数少ないホンモノだった。

そして残酷なことに、アルバム後半(Disc 2の後半)は、それらが次第に失われていくドキュメントとして機能してしまっている。

トピックとしてはバブル崩壊、オウム、援助交際などがあげられるだろう。
それに並走するような91年以降の寡作状態。そして体型同様ファットで硬質になっていくビートと、シリアスな描写や単なるノスタルジーが増えていく作風。これはもう、聞いていて悲しくなるほど多くを物語っている。彼は私生活においても、この国同様、ボロボロでグダグダになってゆく。

しかし、彼が諦めたことは(少なくとも音楽の中では)一度も無かった。
いくらか鈍重にはなったが、曲の「キレ」は今も失われてはいない。

かつての彼は小指を立て、あり得ない明朗さで「君がだいすき 甘いチョコよりも/こんなに大事なことは そうはないよ」と歌っていたが、ラストに収録された「真夜中のサイクリング」(2000年)では、その過去が嘘のようなゴモゴモとした歌唱で、こんな歌詞が歌われる。
「ジャンパーの袖にしがみつけよ 命がけの恋が世の中を救うよ」

これをして「時代に対応できない残念な大人」と言うことも可能だろう。だが、「ジャンパー」はもはやノスタルジーですらなく、彼の悲痛な祈りだ。

下らないピュアリズムに、どうにも時代をうまくサーフィン出来ないこの「残念な大人」の音楽に、出会ってから6年経った今も、僕はどうしても心を動かされてしまう。

一生聞く。

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by fa60453 | 2010-06-10 03:30 | うんこレビュー