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ライフ / エレファントカシマシ















という訳で、最近はエレカシを聞き漁っているんですが、ディスコグラフィの中でも明らかに浮いてる印象の2002年作。

ブレイク~ガストロンジャーでの宮本完全独裁体制を経ての作品ということですが、不自然な程に穏やかな曲が並ぶ今作からは、明らかに燃え尽き症候群の匂いが笑。

「ひっきりなく車流れ行く音も/僕はもう慣れたのさ」

「転がったまま考えてたのさ/勝利のことやあなたのことを」

「さよなら遠い空/何故だろう少し優しくなって」


…とまあこんな感じである。

宮本がこの時「完全に預けた」というプロデューサーは小林武志氏。
なるほど、大人な佇まいの整然とした音作りは悪くない。でも、相手はエレカシだ。ちょっと整理されすぎじゃね?という気も。

ただ、作品としては嫌いじゃない。ニール・ヤングで言うところの「渚にて」のような位相にある作品。
秋のひっそりとした夜に聞きたい一枚。
by fa60453 | 2009-06-13 01:31 | うんこレビュー
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